【新型コロナ】長期感染対策による、子供や大人への悪影響とは

新型コロナウイルス関連知識

新型コロナウイルス対策で日本がしてきたこと。
それによる影響は「いいこと」だけ?
あなたは、感染予防対策を行うことで起こる悪い影響もあることを知っていますか?

厳重な感染予防対策を長く続けることで起こる、メリット・デメリットとは?

2022年以降は弱毒化したが、日本は規制を継続

2022年以降はオミクロン株に置き換わっていったことで、弱毒化したと考えられています。そのため海外では「新型コロナは普通の風邪と同じように扱う」とし、多くの国では新型コロナ流行以前の生活に戻りました。

しかし日本では、1年近くたった現在でも

・マスクを外せない
・黙食(食事中に話さないようにする)
・学生の修学旅行を中止にする

などといった感染予防対策が取られています。

弱毒化後も厳しい感染対策を続けることには、どんなメリット・デメリットがあるのかな?

大まかに言うと、以下のようなことが挙げられるわ。

弱毒後も新型コロナ対策を続けるメリット

新型コロナウイルスへ感染する可能性が減少する。
すでにオミクロン株に置き換わってからは、普通の風邪やインフルエンザ以上の症状の患者は減少しました。そのため、規制で減少させることが必要なのか、規制で実際に減少しているかはもう少し研究が進まないと分かりません。また、減少しているとしても、その数がわずかなのか大幅なのかも後にならないと分かりません。

感染予防対策をいまだ続けていることで、現状抑えられているとも考えられます。していなければ今よりも被害があるのかもしれませんね。

弱毒後も新型コロナ対策を続けるデメリット

【子ども世代】言語機能の低下、運動能力の低下・学生の不登校急増・自殺数最多
【大人世代】成婚率の低下・出生率の低下
【年配者世代】運動能力の低下
【経済】経済の停滞・給付金による税金からの支出 などなど…

そんなデメリットがあるの?

今はまだ気づいていない人も多いけど、長い目でみると将来的に考えられるこれらも健康被害といえるわね。引き続き、詳しく説明していくわね。

「新型コロナ感染対策を続けるデメリット」の詳細

子どもの成長への影響①言語機能の低下

今、世界中で研究が行われています。

アメリカのブラウン大学のショーン・ディオーニ博士が去年の夏に発表した論文では、

2009年から10年以上にわたり、アメリカの0歳から3歳までの子ども1700人以上を対象にことばの発達などを記録したもの。
「親の声を認識するか」「簡単な指示を理解するか」といった反応から、ことばをどのくらい理解(認知)しているかを調査したところ、

パンデミック以降に生まれた子どもが大半を占める2021年の調査では、幼児の言語機能は、基準値である100を大きく下回る「60」となりました。

子どもたちの「言語機能」のデータ NHKより

急激な変化となっていることから、
ディオーニ博士はこの落ち込みの原因はコロナ禍でマスクが義務づけられたり、外出が制限されたりするなどの複合的な要因によって、「コミュニケーションの機会が減ったこと」にあると分析。

子どもの成長への影響② 運動能力の低下

コロナの影響で、子どもたちは学校の校庭や公園で遊んだりすることも制限されました。外で走ったり、友達と鬼ごっこやスポーツをする機会が格段に減っています。それによって基礎体力の低下が指摘されています。

子どもの成長への影響③ 学生の不登校急増・自殺数最多

2021年度に30日以上登校せず「不登校」とされた小中学生は、前年度から24・9%(4万8813人)増加。過去最多となる24万4940人だったことが文部科学省の全国調査で分かりました。初めて20万人を超えており、増え幅も過去最大となっています。それだけでなく、悲しいことに小中高校などのいじめの認知件数も過去最多を更新。文科省は長引くコロナ禍に起因する心身の不調やストレスが影響していると、分析しています。

それも原因なのか、小・中・高校生の自殺者数は、近年増加傾向が続き、令和2年に過去最多(499人)となり、令和3年も2番目に多い(473人)など深刻な状況が続いています。とても痛ましい事実です。
感染対策による規制を続けることは、子ども達へのこのような心的負担の増加も継続していくということになってしまいます。

新型コロナウイルス感染前の生活に戻ることで守れる若い命を、守れていないとも考えられます。

大人世代への影響、成婚率の低下・ 出生率の低下

大人数での食事や会話の自粛となったことで、出会いの場が深刻に失われました。

新型コロナウイルスが流行した2020~22年は結婚件数は大幅に減少しています。
東京財団政策研究所の千葉安佐子・博士研究員と東京大の仲田泰祐准教授は、「流行がなかった場合と比べた減少数は3年で15万件を超える」との試算を発表しました。

行動制限などにより出会いの機会が減ったのが一因とみられています。このまま減少分の埋め合わせがなければ、将来的に約24万3千人の出生が減る可能性があるとしています。 結婚や出生の数はもともと減少傾向でしたが、コロナ流行の長期化でさらに深刻化する恐れがあります。

逆にいうと、海外のように規制を解除していたら結婚件数はそれだけ多かったと考えられます。つまり、本当は結婚していたはずの人が自粛のために結婚しない未来を迎えているということです。その夫婦のもとに、もしかしたら子どもも生まれていたのかもしれない。

悲しいことであると同時に、急激な少子化に向かうことを止めたいはずの日本にとっては、とても残念な選択をしたともいえます。

年配者世代への影響、運動能力の低下

外出自粛で歩く機会が減ったことから、お年寄りの筋肉が減少。

お年寄りにとっても、運動はとても大切です。毎日の外出や散歩などで、これだけのメリットがあります。
・ 体力、筋力UP
・免疫力の向上
・骨粗鬆症の予防
・生活習慣病の予防

本来だったらならなかった病気になったり、そのリスクを高めた例が報告されています。人間ドッグの数値も悪くなったという人も。若者だけでなく、多数の年配者の健康にも将来的な悪影響が懸念されます。

今現在の「感染による被害」だけを考えている人は、このデメリットのことはどう考えているんだろう?

健康を大切に考える人こそ、これらのことも無視せずにしっかり考えてほしいところね…。

自分の国にとって必要なことは何か。政府にまかせるだけではなく一人ひとりで声を上げていくことも大切です。

↓ これまで日本が行ってきた感染対策についてのまとめページです。

【新型コロナ】2020年から日本が行った新型コロナ感染対策とは?

↓ 新型コロナが始まってから、これまでの経緯について

新型コロナウイルスによる、これまでの世界と日本の感染者数の経緯

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